舌苔を取りすぎて舌が痛いときは、いったん舌磨きを中止し、舌の表面を休ませてください。強くこすったり、舌苔を完全に取ろうとしたりすると、舌の表面が傷ついて痛みが続くことがあります。
舌苔を取りすぎて舌が痛いときの対処法
まずは、次の方法で舌への刺激を減らします。
- 舌ブラシや歯ブラシで舌をこするのを数日間やめる
- 熱いもの、辛いもの、酸っぱいもの、塩分の強いものを控える
- アルコールを含むマウスウォッシュなど、刺激を感じる製品を一時的に避ける
- 水やぬるま湯を少しずつ飲み、口の中を乾燥させない
- 歯磨きは続けるが、舌の痛い部分に歯ブラシを当てない
痛みがある間は、舌苔が少し残っていても無理に取る必要はありません。舌の表面の傷や炎症が落ち着くことを優先してください。
痛みが落ち着いた後の舌苔の取り方
痛みがなくなってから再開する場合も、舌の奥から手前へ、力を入れずに軽く動かします。何度も往復したり、舌の奥まで強くこすったりしないことが大切です。
- 舌ブラシを水でぬらす
- 舌を前に出し、無理のない範囲で奥のほうにブラシを置く
- 手前へ軽く引く動作を数回行う
- 痛みや出血があれば、その時点で中止する
- 使用後は舌ブラシを洗い、清潔に保つ
舌苔は口の中の細菌、食べ物の成分、粘膜の細胞などが付着したものです。薄く付いている状態は珍しくなく、舌苔を完全になくす必要はありません。
舌の痛みが続くときに考えられる原因
舌をこすった刺激による傷や炎症が主な原因と考えられますが、口内炎、口の乾燥、やけど、カンジダ菌による感染など、別の原因が隠れていることもあります。舌苔を取るのをやめても痛みが改善しない場合は、舌苔だけが原因とは限りません。
白い付着物がこすっても取れない、取ると出血する、舌にただれや潰瘍があるといった場合は、自己判断でこすり続けないでください。
歯科や耳鼻咽喉科を受診する目安
次のような場合は、歯科または耳鼻咽喉科で相談してください。
- 舌磨きをやめても痛みが数日から1週間ほど続く
- 痛みが強くなっている、または食事や会話がつらい
- 舌の腫れ、ただれ、出血、しこりがある
- 白い斑点や白い膜が繰り返し現れる
- 発熱や強い口の乾燥を伴う
舌が急に大きく腫れた、息苦しい、飲み込みにくいといった症状がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。呼吸が苦しい場合は、救急受診が必要になることがあります。
まとめ
舌苔を取りすぎて舌が痛いときは、舌磨きを中止し、刺激の強い食べ物や飲み物を避けて舌を休ませます。痛みがなくなってから、力を入れずに短時間だけ再開してください。
痛みが続く、出血やただれがある、白い付着物が取れない場合は、舌苔を無理に取らず、歯科または耳鼻咽喉科で原因を確認しましょう。







